異なる表現の地図、異なる時間・状況の地図などをひとつの画面上で同時に見比べたいということはありませんか?

たとえば上図の ArcGIS Runtime SDK for iOS(開発キット)を使って開発されたカスタマイズ アプリではスライダーをスワイプすることにより、衛星画像と道路地図、2 つの地図の表示範囲をスムーズに、さらにお好きな位置で変更することが可能です。
同一画面上で 2 つの地図を閲覧できることによって、比較がしやすくなり、物事の前後の変化などもはっきりとわかるようになります。例えば震災の前後で地形がどのように変わったか、どのくらいの範囲に被害が及んだかなど、このような地図アプリがあれば簡単に比較できますね。
本機能は道路地図を表示するアプリに衛星画像を表示するための UIView を追加し、UISlider をスワイプした位置にあわせて衛星画像(UIView)のサイズを変更することで実現しています。詳しくはどなたでもダウンロード可能なサンプル アプリにてご確認ください。
地図の表示は ArcGIS の技術で、画面表示の操作は iOS 標準技術で、このようにそれらを組み合わせて地図の高度な可視化を行えるのも ArcGIS Runtime アプリの大きな特長のひとつです。iOS の開発経験者の方であれば簡単に地図アプリを作成できますので皆さまもぜひお試しください。無償で利用可能な ArcGIS Runtime SDK について詳細は「スマートフォン・タブレットで地図アプリを開発しよう ~おすすめの開発キット紹介~」をご覧ください。
■関連リンク
ESRIジャパン Web サイト:
ArcGIS for Developers
ArcGIS Runtime SDK for iOS
ESRIジャパン GitHub:
Esri Japan GitHub