ArcGIS Enterprise 12.0 は 2025 年 11 月 18 日 (米国時間) にリリースされました。
本ブログでは、ArcGIS Enterprise 12.0 の新機能や機能拡張をいくつかご紹介いたします。
リリースに含まれるすべての機能については、Esri のヘルプドキュメント (ご参照の時期によっては、英語のみ) をご参照ください。
また、 ArcGIS Enterprise 12.0 から廃止された機能に関しては、ブログ「ArcGIS Enterprise 12.0 に向けて知っておくべきポイント」もあわせてご参照ください。
・サインインのカスタマイズ
管理者が UX を細かく制御できる新機能が追加されました。組織に合わせてメンバー カテゴリーごとにカスタム サインインを設定できます。
また、登録済みのアプリにカスタム カテゴリーを設定し、アプリ ユーザーと組織メンバーのサインイン オプションをより適切に管理できるようになりました。
・アプリケーションへのアクセス制御の強化
アプリ ブロック機能が強化され、メンバーのユーザー タイプにおいてデフォルトでアクセスが許可されている場合でも、ArcGIS Enterprise 経由での ArcGIS Pro へのアクセスを制限できるようになりました。
・コンテンツ管理機能の強化
新しい組織設定により、ArcGIS Enterprise ポータル内のローカライズされた Esri コンテンツや外部 Esri コンテンツへのユーザー アクセスを管理しやすくなりました。
・アイテム詳細ページの UI 更新
ArcGIS Enterprise ポータル全体のデザインに合わせてアイテム詳細ページが刷新され、視認性と操作性が向上しました。
・セキュリティー強化
管理者はユーザーに多要素認証 (MFA) を適用できるようになりました。これにより、ユーザー アカウントのセキュリティーが向上します。
また、従来は高度な設定だった allowedProxyHosts プロパティが基本的なセキュリティー要件になり、ポータルのプロキシが外部ドメインへアクセスする際に明示的な許可が必要になりました。これによりリスクが軽減されます。
・ファイルのドラッグ&ドロップ追加
ファイルを直接マップにドラッグ&ドロップして追加できるようになり、プロジェクトのセットアップが効率化されました。
・スパイク マップ
Smart Mapping のスパイク マップでは、比例シンボルによって数値を高さで視覚化できます。
・曲線ツールの追加
スケッチ ツールで曲線を描けるようになり、ルートや移動経路をより自然な形状で表現できます。
・時系列サポートの拡張
時間対応レイヤーがなくても、時間経過に伴う変化をアニメーション化できるようになりました。Arcade 式を編集することで、ローコードで時系列アニメーションを設定できます。
・フォーカス エリア
特定の領域を強調表示し、プレゼンテーション効果を高めることができます。
・プレゼンテーション モードの機能拡張
プレゼンテーションの機能拡張により、ユーザーはよりインパクトのある 3D プレゼンテーションを作成できるようになりました。フォーカス エリアに加え、3D スライスやポップアップ付きスライドをキャプチャでき、重要な情報を明確に表示できます。
・3D Tiles の URL 追加
URL 経由で 3D Tiles を追加できるようになり、手動でのアップロードが不要になりました。
・マップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤーを直接共有
Elasticsearch および OpenSearch データベースから参照により、マップ イメージ レイヤーとフィーチャ レイヤーを直接共有可能になりました。これにより、アナリストはデータを重複させることなく強力な検索エンジンと分析エンジンを活用でき、データの整合性を維持し、ストレージのオーバーヘッドを削減できます。
また、Apache Parquet ファイルからのデータの公開も簡素化され、ArcGIS Enterprise へのコピー共有、ホスト フィーチャ レイヤー、ベクター タイル レイヤー、シーン レイヤー、テーブルの作成がこれらのファイルから直接行えるようになりました。
・メタデータの管理
新しい Dublin Core+ メタデータ スタイルがサポートされるようになりました。標準ベースのメタデータは、既存のアイテム情報を使用して自動的に入力されるようになったため、手動で入力する必要がなくなり、メタデータが最新かつ関連性のある状態に保たれます。
・データタブの強化
新しい [データの更新] ボタンでデータの追加・更新が可能になり、テーブル ビューやフィールド ビューから計算式を定義し、変更を適用する前にプレビューできます。
その他のアップデートで強化された機能については、「ArcGIS Enterprise 12.0 の新機能」をご確認ください。
本コミュニティーからの情報以外に、下記のように Esri および ESRIジャパンから情報を発信しております。
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米国 Esri 社の情報