ArcGIS AppStudio のサポートが 2025年1月末日に終了する予定です。本記事では、サポート終了に関する FAQ を、米国Esri社の「ArcGIS AppStudio Retirement FAQ」の記事を翻訳してご紹介します。
このブログ記事では、ArcGIS AppStudio サポート終了に関する詳細な質問にお答えします。 サポート終了のロードマップ、AppStudio 5.5 のリリース、および移行オプションの詳細については、「ArcGIS AppStudio のサポート終了のお知らせ」のブログをご参照ください。
ArcGIS AppStudio は2025年2月にサポート終了する予定です。
2023年2月28日(日本時間2023年3月1日)に ArcGIS AppStudio 5.5 をリリースしました。ArcGIS AppStudio 5.5 は、製品の「長期サポート」(LTS)リリースであり、ArcGIS AppStudio の最後のメジャー リリースとなります。Esri は、重大な不具合への対処、アプリ ストアとの互換性の維持、およびセキュリティ要件への準拠を目的としたホットフィックスとして、本製品の更新をサポート終了日まで提供します。5.5 リリース以降、ArcGIS AppStudio に新しい機能が追加される予定はありません。
バージョン 5.5 の詳細については、「ArcGIS AppStudio 5.5 のリリース」をご参照ください。
ネイティブ モバイル アプリの開発は、アプリの寿命が長くなることが予想されるため、新しいアプリ プロジェクトを開始する際には、ArcGIS AppStudio に代わるソリューションを選択することをお勧めします。
代替ソリューションと移行オプションの詳細については、「ArcGIS AppStudio のサポート終了のお知らせ」ブログをご参照ください。
ArcGIS AppStudio Cloud Make ビルド サービスは、2025年2月にサポート終了します。サポート終了日までは、アプリをビルド(Cloud Make を使用)し、アプリ ストア(Google Play および Apple App Store)にアプリをデプロイすることが可能です。
デプロイのニーズに応じて、Cloud Make からのビルドは、アプリのサイドロードやモバイル デバイス管理 (MDM) システムを使用してユーザーに直接アプリを配信するためにも使用できます。
いいえ。2025年2月以降にアプリが自動的に動作しなくなることはありません。しかし、この日以降、アプリを更新できることは期待できません。パブリック アプリ ストアにアプリを公開している場合、2025年以降の将来のある時点で、アプリ ストアのセキュリティやプラットフォームの要件と互換性がなくなる可能性が高いです。
はい。ArcGIS AppStudio Player は2025年2月まではアプリ ストアおよび ArcGIS AppStudio リソース ページから引き続きダウンロードできますが、それ以降は正式なサポートは提供されません。
アプリ ストアのセキュリティとプラットフォームの要件に応じて、ArcGIS AppStudio Player が2025年2月以降もしばらくの間動作し続けることが予想されますが、それは保証されません。
はい。ArcGIS AppStudio Desktop のインストール ファイルは、2025年2月まで ArcGIS AppStudio リソースページに残されます。
ArcGIS AppStudio のテクニカル サポートは2025年2月まで利用可能です。
はい。ArcGIS Survey123 と ArcGIS QuickCapture のアップデートは通常通り行われ、両製品にはサポートされるすべてのプラットフォームで新機能が追加されていきます。
これらの製品のリリースは、ArcGIS AppStudio のサポート終了以降も継続されます。.NET MAUI および ArcGIS Maps SDK for .NET (MAUI) を使用して、次世代の ArcGIS Survey123 および ArcGIS QuickCapture の開発が開始され、将来の製品の成長をより適切にサポートします。
ArcGIS Survey123 アドイン フレームワークは、Early Adopter Community の Web サイトに記載されているとおり、引き続き機能しますが、これ以上の開発は予定されていません。
ArcGIS Survey123 と ArcGIS QuickCapture のソースコードは、ArcGIS AppStudio エンタープライズ テンプレートとして ArcGIS AppStudio の開発者に提供されなくなりました。しかし、ArcGIS AppStudio がサポートする最後のバージョンのソースコードへのアクセスは、こちらのフォーム(英語)を使用してリクエストすることができます。ソース コードへのアクセスは、個別に提供されます。
Esri では、開発者のスキルを必要とせずに ArcGIS Survey123 と ArcGIS QuickCapture のカスタム署名付きバージョンやカスタム ブランド バージョンをデプロイするための代替オプションを検討しています。詳細については、ESRIジャパンまでお問い合わせください。