
はじめに
5月28日~30日 の日程で、第22回 GIS コミュニティフォーラムが東京ミッドタウン 六本木にて開催されます!
このイベントは、日本国内の GIS ユーザー並びに GIS にご興味をお持ちの方々の情報交換とGIS 利用促進を目的として開催しております。GIS、リモート センシングに携わる多くの方にご参加いただき、活用事例や最新テクノロジーの紹介を通してお互いのアイデアを共有する場としてご活用いただいております。今年は昨年から引き続きプレフォーラムも開催し、3 日間で ArcGIS 製品の最新情報から活用方法に関する充実した情報をお届けいたします。
ArcGIS Developers/ArcGIS Enterprise 関連セッションのご紹介
当フォーラムでは、GIS とは何か? から、実際に日本国内の GIS 導入事例など、GIS の基本から最新情報、活用方法についてたくさんのセッションをご用意しています。
本記事では、その中から ArcGIS Developers や ArcGIS Enterprise に関連するセッションをご紹介します。
ご紹介するセッション一覧

セッションの概要
5/28(水):
Flutter で始めるクロスプラットフォーム開発
- 概要: Flutter はモバイルアプリ開発によく利用されているクロスプラットフォーム開発フレームワークです。単一のコードで Android と iOS 向けのアプリを作成できます。本セッションでは、新たにリリースされた Flutter 向けの地図アプリ開発用 SDK である ArcGIS Maps SDK for Flutter についてご紹介します。ArcGIS Maps SDK for Flutter を利用することで、迅速で効率的なモバイル地図アプリ開発を実現できます。Flutter を既に利用されている方のみならず、モバイル向けの地図アプリの開発を検討中の方は、ぜひご参加ください。
ArcGIS Enterprise のバージョンアップのノウハウ
- 概要: 本セッションでは、ArcGIS Enterprise のバージョンアップに関わる注意点を解説します。バージョン間の互換性・システム要件・パッチの適用など、様々な観点から失敗しないためのノウハウをご紹介します。また、ArcGIS Enterprise のライフサイクルについても触れ、各バージョンのサポート期間や更新のタイミングについてもご案内します。
ArcGIS Enterprise を AWS で構築するためのベストプラクティス
- 概要: クラウドファーストビジネスを目指して、クラウドサービスの基本と主要な課題を説明し、三つの重要なキーワードを通じてこれらの課題を克服する国内および世界の Managed Cloud Service を紹介します。
コンポーネントによる新しいカタチの Web アプリ開発
- 概要: 日々進化を続けている ArcGIS Maps SDK for JavaScript は現在 Map コンポーネントと呼ばれる、Web コンポーネントを使用したアプリケーション開発が可能になっています。本セッションでは、近年新しく追加された Map コンポーネントの特徴やアプリ開発の流れ、今後の開発予定などをご紹介します。
他組織との共同作業を効率化する ArcGIS Enterprise でのコラボレーションのご紹介
- 概要: 本セッションでは、組織を超えてデータの共有や管理が可能になる ArcGIS のコラボレーション機能についてご紹介します。コラボレーションの概要や構築方法、そして実際にコラボレーションを使用してデータを共有する方法をお伝えします。
Python で ArcGIS Pro を使ってみよう ~ArcPy 入門~
- 概要: ArcPy は ArcGIS Pro の作業を効率化および自動化するための Python ライブラリです。本セッションでは、ArcPy の概要や GIS 処理の自動化について、マップを作成してからファイルに出力するまでの作業を、簡単なデモを交えてご紹介します。
5/29(木):
ノーコードから始められるゲームエンジンによる ArcGIS 3D 地図アプリ開発
- 概要: ArcGIS Maps SDKs for Game Engines は、ArcGIS のデータをゲームエンジンで利用できるように提供されている開発キットです。この SDK を利用することで、ゲームエンジンを用いた ArcGIS アプリ開発をノーコードから始めることができます。本セッションでは、主に最新のアップデートでパワーアップしたノーコードでの開発、インタラクティブな XR での開発を中心にご紹介します。
ジオグラフィックアプローチによる問題解決:ArcGIS 2025年の最新情報と今後の動向
- 概要: 今や組織のなかで地理空間データの利用は欠かせません。ArcGIS は、エンタープライズ ビジネスにおいて、地理空間データの管理、解析、可視化を通じて、ビジネスの効率化と意思決定の改善に大きく貢献します。
本セッションでは、Esri 社が提唱するジオグラフィックアプローチの紹介とともに、2025年に Esri 社から公開された ArcGIS の最新技術と未来の展望について、専任製品担当者が解説します。
5/30(金):
ArcGIS Notebooks ではじめる業務の効率化
- 概要: ArcGIS Notebooks は、GIS データの解析や可視化を Python を使用して効率化することができる Jupyter Notebook ベースのツールです。本セッションでは、ArcGIS Notebooks の概要や使いはじめ方、新たに追加された機能などについてデモを交えてご紹介します。
ArcGIS Developers ~シナリオから学ぶ ArcGIS Enterprise を使用した社内 GIS プラットフォーム開発~
- 概要: ArcGIS Enterprise は、組織向けの ArcGIS プラットフォームです。ArcGIS Enterprise を使用することで、基本的な GIS 機能に加えて、ユーザーに沿った様々な機能を開発することが可能です。導入前の検証用として、ArcGIS Developer Bundle という様々な拡張機能が使用できるバンドル製品も用意されています。本セッションでは、ArcGIS Developer Bundle を用いた ArcGIS Enterprise での開発について、仮定のシナリオに沿ってご紹介します。
ArcGIS Managed Cloud Service が変える GIS 業務:3 つのキーワードでクラウドファーストビジネスを達成
- 概要: AWS 上で ArcGIS Enterprise を構築する際に気を付けるべきポイントを紹介します。ネットワークの構成から、セキュリティグループ作成で気を付けるべき点や Load Balancer の活用、AWS 上の ArcGIS Enterprise の運用において便利なサービス紹介、ArcGIS におけるシステムデザイン、構築のオートメーション化、バックアップ・リストア、HA 構成などお役に立てる情報を紹介していきたいと思います。
ArcGIS Enterprise で始める組織内のデータを GIS で活用!
- 概要: ArcGIS Enterprise はオンプレミスの Web GIS 用のプラットフォームです。GIS コンテンツを管理・共有、利用するためのポータルサイトやマップ・アプリケーションの作成機能を提供します。本セッションでは、ArcGIS Enterprise 固有のコンポーネントという考え方や、SaaS である ArcGIS Online との違いや特徴をご紹介します。
リアルタイム監視で GIS 運用を強化:ArcGIS Monitor のご紹介
- 概要: ArcGIS Monitor は、ArcGIS Enterprise を含む GIS システムのパフォーマンスと可用性をリアルタイムで監視し、運用の最適化を支援する新製品です。本セッションでは、ArcGIS Monitor の主要機能とその利点を詳しくご紹介します。GIS 運用の効率化やトラブルシューティングの迅速化をご検討の方はぜひご参加ください。
参加方法
GIS コミュニティフォーラムの参加登録については、第22回 GISコミュニティフォーラム特設ページをご参照ください。上記以外のテクニカル セッションや基調講演、会場でしか体験できない各種イベントなど詳細なご案内がありますのでぜひご覧のうえ、ご参加いただけますと幸いです。
皆様のご参加心よりお待ちしております!
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