2019 年も残すところあとわずかとなりました。
マッピング & ロケーション開発のプラットフォームである「ArcGIS for Developers」を最大限活用いただくために、 ESRIジャパンの開発者製品を担当するチームでは、多くのセミナーの開催や ArcGIS の開発に係る情報発信を行ってまいりました。
これらの資料やサンプルコードは、その都度ブログやフォローアップのメール等でお知らせしてまいりましたが、見逃してしまった方もいらっしゃるかもしれません。
また、ArcGIS プラットフォームを拡張するパターンも多岐にわたり、開発者向けの製品が多いことから、初めての方は欲しい情報を探す時間が長くなりがちです。
そこで、今回の記事では、2019 年に公開したサンプル コードやブログ記事などを中心に、API/SDK別にリンクをまとめておきたいと思います。各リンクにはそれぞれ、紹介している内容のレベルの目安として、【基礎】、【応用】、【最新情報】のフラグを付けています。気になったリンクがあれば、この機会にブックマーク等していただければ幸いです。
API を使用した Web アプリ開発の基礎を学べるハンズオン
API で利用可能なカスタム ウィジェットの開発手法を学べるハンズオン
WebGLによるパフォーマンス向上やスマートマッピング、編集ウィジェット等
API を使用した Web アプリ開発の基礎を紹介するシリーズ記事
TypeScript を使用した開発やカスタム ビルドの作成方法等を紹介するシリーズ記事
カスタム レイヤーを作成して今昔マップを表示してみた記事
ラベルやグラフィック等で独自フォントを使用する手順を紹介するガイド
Web AppBuilder for ArcGIS(ArcGIS Online 版、ArcGIS Enterprise 版、Developer Edition 版)で提供されているウィジェットの一覧表
ArcGIS Runtime SDK for .NET を使用したデスクトップ アプリ開発の基礎を学べるハンズオン
Esri のサンプル(Data Collection for .NET)を拡張して現地調査アプリを開発するハンズオン(デプロイ方法の手順は近日公開予定)
オフライン利用のワークフロー(プレプラン/オンデマンド)や AR 連携
SDK を使用した ArcGIS Pro 拡張の基礎を学べるハンズオン
構成管理やアドイン(ジオコーディング、座標系設定、属性テーブル等)による ArcGIS Pro の拡張
SDK を使用したアドイン開発の実装方法と解説を交えたシリーズ記事
後半で ArcGIS API for Python を使用した基礎的な可視化・集計を紹介
Notebook Server (※ 現在は国内未サポートです) で ArcGIS API for Python を使用
ArcGIS API for Python を使用した物体検出
API の使い方の基礎を紹介するシリーズ記事
API の基本となるコンセプトや、環境構築に係るベストプラクティスを解説
いくつかのデータを例に Python を活用したデータハンドリングの手法を紹介
ArcPy を使った Web GIS のデータから ArcGIS Pro でレポート作成する処理を紹介
arcpy を使った自動化の基礎を解説
ArcPy を使った処理の基本を紹介するシリーズ記事
ArcPy でのフィーチャ データ, テーブルの操作について Esri Developer Summit 2019 のセッションスライドに沿って紹介
ArcPy とPython を使用したマルチプロセス処理のベストプラクティスを紹介
上記ベストプラクティスに従い現実のデータをマルチプロセス処理したコードを紹介
開発製品担当チームでは特にブログに力を入れて発信してきました!上記と重複する記事もありますが、2019年 公開記事の閲覧数 (2019 年 12 月 27 日時点) が多かった記事 TOP 5 をご紹介します!
国土地理院が試験公開中の「地理院地図Vector」(仮称)を、ArcGIS API for JavaScript で表示できるか試行
Visual Studio Code を使って ArcGIS API for JavaScript の開発環境を構築をインストールから紹介
TypeScript と ArcGIS API for JavaScript の型定義ファイルを使うための開発環境の設定方法を紹介
ここではご紹介しきれなかったものもありますが、上記の中身を見ていただければそれぞれの API/SDK の基礎から応用までを一とおりご確認いただけると思います。ESRIジャパンの GitHub では他にもコードを公開しており、例えばworkshop リポジトリでは過去のイベントで発表した資料やコードがまとまっていますので、さらに色々見てみたいという方はご覧ください。
来年も多くのサンプル コードやブログ記事など、ArcGIS で開発する皆様に役立つ情報をお届けしたいと思います。
それでは、よいお年をお過ごしください。来年も引き続きよろしくお願いいたします。
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