ArcGIS が提供する Kotlin コンポーザブル UI コンポーネントを使って地図アプリを作ってみよう

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01-26-2026 08:53 PM
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ArcGIS が提供する Kotlin コンポーザブル UI コンポーネントを使って地図アプリを作ってみよう

はじめに

モバイルで地図アプリといえば、多くの方は Google マップや Apple マップ、Yahoo!マップなどを思い浮かべるかもしれません。ArcGIS というとデスクトップ製品のイメージが強く、モバイル向けの印象はあまりないかもしれませんが、ArcGIS Maps SDK for Kotlin を使うことで、Android 向けに地図アプリを開発できます。ArcGIS では Android アプリの開発言語として Kotlin を採用しており、UI は Jetpack Compose を使用します。Jetpack Compose は Android のネイティブ UI を宣言的に構築できる最新のツールキットです。

RyotaAMBO_0-1769487352603.png

 

本記事では、まず地図表示に必須となる GeoView-Compose を紹介し、その後に主要なツールキットをいくつか取り上げます。

本記事に掲載されている画像と動画の一部では、Living Atlas でパブリックに公開されているアイテム「エゾシカ情報マップ(林野庁北海道森林管理局)」を使用しています。

GeoView

GeoView ツールキットは MapVIew や SceneView のコンポーザブル UI コンポーネントを提供します。MapView や SceneView を使うことで、作成したマップやシーンを画面に表示させることができます。

Compass

Compass ツールキットはマップ上にコンパスを表示させるためのコンポーザブル UI コンポーネントを提供します。

Scalebar

Scalebar ツールキットを使うと、マップにスケール バー(縮尺)を表示できます。 ヤード・ポンド法/メートル法の切り替えや、色・サイズの変更などカスタマイズも可能です。

GeoViewCompassScalebar を組み合わせた画面例が次の画像です。

CompassScalebar.png

 

Legend

Legend ツールキットはマップ上に凡例を表示させるコンポーザブル UI コンポーネントを提供します。凡例やシンボルは表示されている範囲のレイヤーに応じて動的に変化します。事前に ArcGIS Online 上で参照するレイヤーの設定を変更しておくと、より凡例が見やすくなります。

Legend.png

 

補足-ArcGIS Online で表示縮尺の設定

  1. ArcGIS Online もしくは ArcGIS Location Platform Feature Layer のアイテムを Map Viewer で開く
  2. 設定対象のレイヤーをクリックしプロパティを開く
  3. プロパティ内の表示可能な範囲からスライダーを調整する
  4. 設定したレイヤーそれぞれに対して[・・・]から[保存]をクリックし変更内容を保存する

(view in My Videos)

BasemapGallery

BasemapGallery ツールキットは、利用可能なベースマップをグリッド形式で表示するコンポーザブル UI コンポーネントを提供します。 一般的には、ArcGIS 組織で設定されているベースマップを元に BasemapGalleryItem を作成し、それを BasemapGallery に渡して利用します。

BasemapGallery.png

 

OfflineMapAreas

OfflineMapAreas ツールキットは、Web マップに設定されたオフライン エリアをダウンロードし、オフライン環境でもマップを利用できるようにするコンポーザブル UI コンポーネントを提供します。あらかじめ ArcGIS Online または ArcGIS Location Platform で Web マップにオフライン エリアを設定しておくと、ツールキット側で読み取り、オフライン マップとして利用可能になります。

(view in My Videos)

補足-ArcGIS Online Web マップにオフライン エリアを設定

  1. ArcGIS Online または ArcGIS Location Platform Web マップのアイテム ページを開く
  2. [設定]>[オフライン]から[オフライン エリアの管理]をクリックし、オフライン マップ エリア作成画面にアクセスする

    オフラインエリアの管理.png

     

  3. [+ オフライン エリアの作成]から対象エリアのスケッチと各種設定を行いパッケージ化する

    オフラインエリア作成中.png

     

Overview

OverviewMap ツールキットは概観図を表示させるためのコンポーザブル UI コンポーネントを提供します。一般的には マップ ビューの上に表示して使われます。

Overview.png

 

おわりに

本記事では、ArcGIS Maps SDK for Kotlin の主要な UI ツールキットをいくつか紹介しました。このほかにも FeatureForm や Popup など、多数のコンポーネントが利用可能です。興味がある方はこちらのツールキット一覧から探してみてください。

 

参考資料

ArcGIS Maps SDK for Kotlin

ArcGIS Maps SDK for Kotlin Toolkit

ArcGIS Maps SDK for Kotlin API Reference

 

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