SharePoint SPFx フレームワークを使用して動的データまたは web part 接続性を拡張する方法
2023年1月の ArcGIS for SharePoint リリースでは、SharePoint リストと ArcGIS マップ web part 間の既存の web part 接続性の拡張となる新機能を導入します。
現在の機能では、SharePoint リストと ArcGIS マップ web part 間の web part 接続が可能です。
2023年1月のリリース以降、クライアントサイド SPFx web part を使用して ArcGIS マップ web part と対話できるようになります。
SharePoint Framework の動的データはソース-通知モデルに基づいています。動的データソースまたは「パブリッシャー」と呼ばれるコンポーネントがデータを提供し、データが変更されたときに SharePoint Framework に通知します。ページ上の他の web part は動的データソースから発行される通知を購読できます。動的データソース内のデータが変更されるたびに、SPFx フレームワークはすべてのコンシューマー web part にソースデータが変更されたことを通知し、コンシューマー web part はその後ソース web part からデータを要求できます。これにより、クライアントサイド SharePoint SPFx web part 間でデータ交換が可能になり、豊富な体験や魅力的なエンドユーザー向けソリューションを構築できます。
このブログでは、パブリッシャーとして機能する ArcGIS web part からデータを受信するためにクライアントサイド SPFx web part を設定する手順について説明します。また、同じページに追加されたパブリッシング クライアントサイド SPFx web part と連携するコンシューマーとして機能する ArcGIS web part の接続性についても説明します。
ArcGIS web part を「パブリッシャー」として使用する場合
まず、ArcGIS web part を SharePoint ページに追加します。次に、SharePoint リストまたは ArcGIS レイヤーを使用してレイヤーを追加します。この例では、ArcGIS Online からレイヤーを追加します。レイヤーがマップに追加されたら、同じページにサンプルのコンシューマー web part を追加できます(これらのサンプル クライアントサイド SPFx web parts の作成方法については、この リンク を参照してください)。
上記のビデオでわかるように、選択ツールでフィーチャを選択すると、「コンシューマー」クライアントサイド SPFx web part に選択されたフィーチャに関する基本情報が表示されます。ブラウザコンソールからは「ArcGIS web part layer selection Info」として追加情報も確認できます。同様に、ArcGIS web part はフィルタリングされたフィーチャに関する情報も表示できます。
ArcGIS web part を「コンシューマー」として使用する場合
まず、ArcGIS web part を SharePoint ページに追加します。次に、SharePoint リストまたは ArcGIS レイヤーを使用してレイヤーを追加します。この例では、ArcGIS Online からレイヤーを追加します。レイヤーがマップに追加されたら、同じページにサンプルのパブリッシャー web part を追加できます(これらのサンプル クライアントサイド SPFx web parts の作成方法については、この リンク を参照してください)。
以下の例では、ArcGIS Online からプエルトリコ内のすべての病院の位置を示すレイヤーを追加しました。このマップレイヤーには各病院のベッド数、専門分野タイプ、およびその他重要な詳細情報も含まれています。次に、単純なドーナツチャートを作成できるクライアントサイド SPFx web part を追加します。以下の例では、病院専門分野を含む SharePoint リストを使用してドーナツチャートを作成しました。次に ArcGIS web part を編集し、サイド構成ペインで新しい接続を追加します。新しい接続で接続する Web パート ソースとして、この場合はドーナツチャート付きクライアントサイド SPFx web part を選択します。その後、ドロップダウンからマップレイヤーとドーナツチャートと結合する列も選択します。この場合、結合列はマップレイヤー内の「Type」属性です。これで接続が確立されました。
上記ビデオでわかるように、ドーナツチャートで特定の専門分野タイプを選択するとマップレイヤーがフィルタリングされ、その専門分野タイプの病院位置が表示されます。
フィルタリングされた情報:
マップレイヤーがフィルタリングされたので、同じページにコンシューマークライアントサイド SPFx web part を追加するとブラウザコンソールにフィルタリング情報が表示されます。したがって、ArcGIS web part は他のクライアントサイド SPFx web parts とデータ交換するためにパブリッシャーおよびコンシューマーとして機能できるようになりました。