はじめに
2026 年 5 月 27 日(水)から 29 日(金)にかけて、東京ミッドタウン六本木にて「第23回 GISコミュニティフォーラム」が開催されました。
本フォーラムは、日本国内の GIS ユーザーや GIS に関心を持つ方々が一堂に会し、情報交換や技術交流を行う一大イベントです。
今年のフォーラムは 3 日間となり、よりパワーアップしての開催となりました。来場者数も、昨年をさらに上回る約 2500 名をお迎えし、皆様のおかげをもちまして、無事に閉会いたしました。
開催前の紹介として、「第23回 GISコミュニティフォーラム ArcGIS Developers/ArcGIS Enterprise 関連セッションをご紹介!」という記事を投稿しました。こちらでは網羅的にすべてのサーバー製品と開発者製品に関するセッションを紹介しました。本記事では、特にご好評いただいたサーバー製品と開発者製品のセッションと展示ブースの様子に注目して振り返ります。
セッション内容について
この項では、ご好評いただいたセッションについていくつかピックアップしてご紹介します。
【ArcGIS Enterprise】ArcGIS Enterprise のバージョンアップのノウハウ
本セッションでは、ArcGIS Enterprise のバージョンアップに関わる注意点について解説しました。バージョン間の互換性、システム要件、パッチ プログラムの適用といった複数の観点から、アップグレードを安全に実施するためのポイントやノウハウをご紹介しました。
また、ArcGIS Enterprise の製品ライフサイクルについても取り上げ、各バージョンのサポート期間や更新のタイミングについて整理しました。これにより、適切なバージョン選定や計画的なアップデートの重要性についてもご紹介しました。
日頃 ArcGIS Enterprise をご利用いただいている多くの皆さまにご参加いただき、本セッションの内容が今後の運用やバージョンアップ計画の一助となれば幸いです。


このセッションでは、実際に開発者製品をご利用いただいているユーザー様を招待し、活用事例についてお話しいただきました。長時間のセッションでしたので、合間には参加型のデモンストレーションを行いました。
国内の利用例を実際に聞くことができる機会ということで、様々な業種のお客様にご参加いただくことができました。
デモンストレーションでは、写真から場所を当てて、地図上の場所をタップした数がポイントとなるクイズを行いました。このデモンストレーションは、ArcGIS Maps SDK for JavaScript アプリでタップされた地点を ArcGIS Velocity を用いてリアルタイムに可視化しました。また、ArcGIS Monitor を用いたサーバー負荷の様子を確認するなど、ArcGIS の製品を横断的に活用していました。
皆様のご協力により、本フォーラムで最も盛り上がったセッションの 1 つとなりました。


【AI】ArcGIS地理空間AIプラットフォームの最新情報と今後の動向
このセッションでは、ArcGIS 製品全般で利用可能となってきている AI を活用した機能について解説しました。ArcGIS における AI の立ち位置、使用例、実装例などを幅広くご紹介しました。先端技術ということでお客様からの関心も高く、地下のホールがほぼ満席となりました。
また、既存の機能だけでなく今後の動向なども併せてお伝えしました。このセッションを通して、お客様方の不安点や疑問点を解消し、ArcGIS のこれからの展望について共有できていましたら幸いです。


展示ブースについて
今年から、ブースも 3 日間にわたって展示されました。また、新たに AI ブースも追加され、より時代にあった形へとアップデートされました。先述した AI セッションだけでなく、こちらの AI ブースも非常に高い人気で、常にお客様がいらっしゃる状態でした。開発者ブースでは、ArcGIS Developers セッションで紹介したアプリケーションや新たな XR アプリケーションを展示し、体験していただきました。ArcGIS Enterprise ブースでは、現在ご利用いただいている製品に加えて、新たな製品についての理解を深めるお手伝いをしました。
足を運んでくださった皆様、ありがとうございました。


おわりに
本年も皆様のご支援、ご協力により大盛況で本フォーラムを終えることができました。
今後も ESRIジャパンは継続的に情報発信をしてまいります。これからも進化する技術やArcGIS の最新情報など幅広く取り上げてゆき、皆様の一助になりましたら幸いです。
また、秋からはGISコミュニティフォーラム各地開催が予定されています。開催地にお住まいの方はぜひご参加ください。
改めて、ご来場いただいた皆さまに心より感謝申し上げます。
今後もよりパワーアップしたイベントを提供できるよう励んでまいります。どうぞお楽しみに!