2018 年 4 月 12 日(木)に、第 14 回目となる GeoDev Meetup を開催しました。
“3D” や “Python ハンズオン”など様々なテーマで開催していますが、今回は ArcGIS で可視化できるコンテンツをご用意して、みなさんと「もくもく」した様子をお届けします!
GeoDev Meetup とは?
- 地理情報や地図・位置データを扱う(扱ってみたい)エンジニアやデザイナーの交流の場
- ArcGIS を使ったデータ可視化・解析やアプリ開発をやってみる
- D3.js や Leaflet などのオープン ソースの技術と連携したいという方も大歓迎!
という主旨で開催しています。
GeoDev Meetup は、新しい仲間に出会えることができる場や、もしくは、ArcGIS を利用することで新しいビジネスの創出や事業を開発するきっかけなどが生まれる場にすることができればと考えています。GIS を通じた大きなコミュニティが日本でもさらに活発になるようにしていきたいと思います。
(過去の Meetup の様子は 開催レポート をご覧ください)
もくもくコンテンツ!
今回は、「実践 ArcGIS で可視化してみよう」という、毎回 Meetup の冒頭で「ArcGIS でできること」として説明している内容をコンテンツとして公開しました! Web マップを作成してから、ノーコーディングで簡単な Web アプリを作るまでをトライすることができます。
今回の参加者のみなさんは、上記のコンテンツに沿って Web マップや Web アプリを作成したあと、ArcGIS にたくさん用意されている地図表示用のシンボルを一通り試したり、Web アプリに追加できる GIS 機能(グラフ表示など)のウィジェットをいろいろ試してみたり、試行錯誤しながら「もくもく」されている様子でした。
次回に向けて、今回のコンテンツの発展編を作成することも検討しておりますので、お楽しみに!
もくもく中の会場の様子
Hello New Map
「みなさんにもっと地図表現について知ってもらいたい!」という思いから、米国 Esri が公開する興味深いマップを紹介する「Hello New Map」 というコーナーを始めました!
記念すべき第 1 回目は、米国の世帯別の優良収入マップをご紹介しました。
「ホタル」というシンボルを使用しており、収入別に色や大きさが異なるきれいな見た目で表現されております。
今後も、いろいろなマップを紹介します!!
LTタイム!
LT①オープンデータチャレンジに参加して(asuzuki)
弊社社員が、東京公共交通オープンデータチャレンジに参加した時のことについて LT を行いました。
応募した経緯から、社内で行ったアイディアソン、アプリの作成に苦労した点や、作成の手順について熱く LT させていただきました!
実際に応募したアプリは「リアルタイム列車遅延マップ」という Web アプリで、各路線の遅延情報を可視化して列車の遅延情報が確認できます。
また、気象情報や、遅延に関する Twitter の情報も併せて確認できる便利なアプリです。また、アプリの概要やアプリ作成秘話を書いたブログもありますので、是非そちらもご覧ください。
LT②The (Data) Science of Where(Hnakamrua)
2本目は、「Hands-On Machine Learning with Scikit-Learn and TensorFlow」 という本を参考に、ArcGIS API for Python を使用して行った解析についての LT です。
アメリカの不動産価格のデータを用いて、Jupyter Notebook 上で収入や立地情報から相関関係などの解析を行いました。
おわりに
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
もくもくタイムでは新しいコンテンツに挑戦いただき、「ArcGIS でできることが何となくつかめた」、「GIS に興味が出てきた」などのお声を頂くことができ、うれしい限りです。今後も新しいコンテンツを取り入れながら、定期的に開催いたします!またみなさまにお会いできることを楽しみにしています!
関連リンク
ArcGIS 関連ページ
・GeoDev Meetup 開催レポート
・ArcGIS for Developers
・ArcGIS for Developers 開発リソース集
・ArcGIS Online
・ArcGIS Open Data